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野口健の環境義務教育 浅間山編

 

2006年9月25日〜9月26日の2日間にかけて小諸市にて「野口健森林教室」が開催されました。これは野口の活動に共感してくださった小諸市と共に5年間で小諸市の里山を再生するという「小諸市森林再生プロジェクト5ヵ年計画」の一環です。小諸市内の小学5年生約300名の授業として、国、県、市の専門家にお手伝いいただき、間伐や枝払いに取り組みました。

野口健環境学校は日本各地で開催されていますが、今回のような義務教育の中の授業として行われるケースは初のことです。野口はかねてから現場に赴く形での環境教育を義務教育の中で行う必要性を声高に訴えていました。それが実現したのです。野口はこれを機に全国にこのような取り組みが広がることを切に願い、また行動していきます。

ちなみに野口にとっては小諸は故郷のようなものです。父の仕事の関係で世界各地を転々としていた野口家はある日、浅間山の麓に家を作ります。海外を転々とし、日本に戻ると野口家は浅間山の麓に落ち着くという生活でした。そのためか故郷でもある小諸市にてこのような活動が開始されたことも深い感慨をもっているようでした。今後も活動は続きます。

 

 

以下、プロジェクトの概要となります。

野口健は、豊かな森林を育むため、小諸市と森林再生プロジェクトを進めます。

「浅間山麓から日本の里山を変える」

木材価格の低迷、生育管理の不徹底などから国内の森林が荒廃し、整備・再生が叫ばれています。浅間山麓に広がる人工林も例外ではありません。人の手で植えられ育った人工林は人の手を加えて整備することが必要です。そうした現状をふまえ、小諸市ではアルピニストの野口健さんと協力し、今年度から5か年計画で浅間山麓の森林再生整備に取り組みます。“浅間山”という身近な山を見直すことから、日本の里山を変えることができたら・・・こんな思いで、地域活動と一体となった持続的な森林保全を目指します。

今年度の取り組み状況

1 森林整備の推進

・自然と共生できる里山を創るため、針葉樹を中心に植林されてきた市有林の間伐等と地勢にあった広葉樹との混合林化の実施計画を策定します。

・森林再生の指標となる動植物数や種類の変化、森林の利用者数等について、豊かさの指標として調査を実施します。

・企業による森林整備支援である「森林の里親制度」により、企業と協働による森林整備を実施します。

・森林整備を推進するため、森林所有者等と協働の組織づくりを進め、間伐等による民有林の森林整備計画を策定します。

2 森林に触れ・森林に学ぶ

・森林が本来もつ力や環境への影響などを身近なものとして体験できるイベントを開催します。

・次世代を担う市内小学生の間伐体験を実施し、自然と共生する里山の大切さを学ぶイベントを開催します。

3 循環型社会をめざした森林の再生

・小中学校等の公共施設へのペレットストーブの導入を推進し、自然エネルギーへの転換の啓発をします。

4 身近に親しむ森林の創造

・森林に親しむことが日常的にできるよう、懐古園創造の森等の遊歩道の整備を行います。

・カブトムシの森を再生し森林機能の学習等を行います。